レジリエンスとは,人が困難や逆境の中にあっても心が折れることなく,状況に合わせて柔軟に生き延びようとする力のことです。「回復力」とも言われます。
何かつらいことがあった時に、心が折れてしまうのではなく、その経験を糧に成長できたら、すばらしいことです。
そのような力を育むとき、どん底から這い上がった人たちの生き様を知ることが必要なのではないかと田中正幸さんを紹介しました。
田中さんは高校入学時、脳内出血により右半身不随となります。お医者さんから「歩くことは難しい」と言われながら、懸命にリハビリに取り組み、高校3年にはバスケットの大会に出場し、見事にシュートを決めます。
最後は、シュートを決めた時の様子を映像でみました。
ときどき、感想を尋ねながら話をしたのですが、堂々と自分の考えを発表する姿がうれしかったです。