今日は3月11日は、東北大震災のあった日です。
朝、子どもたちに次のような話をして、黙祷を捧げました。
「今日、3月11日は東北大震災が起きた日です。今から10年前、6年生も1才か2才だった頃、これまで日本で起きたことのない大きな地震が日本を襲い、約2万人の人たちが亡くなりました。その中には、皆さんと同じ小学生の子どももたくさんいました。これからの人生の中で、もっと楽しいことやうれしいことがあったと思います。亡くなった人たちが、安らかに眠れるよう、今日はみなさんで黙祷を捧げます。黙祷とは祈りです。静かに目を閉じて、亡くなった人たちのために、少しの時間、祈ってください。これから私が「黙祷」といったら、静かに目をつぶってください。」
その後、当時の人たちが何を思い、何を考えていたのか、1つエピソードを紹介しました。
「ディズニーランドでは、約7万人の人が楽しんでいました。地震が起き、そのまま避難所のようになってしまいました。小さな子は怖くて、お家の人から離れることができない子もいました。そんなディズニーランドにいた人のお話です。
お店からお菓子なども配られていました。ちょっと派手目な女子高生たちが必要以上にたくさんもらっていて、「何だ?」って一瞬思ったけど、その後その子たちが、避難所の子どもたちにお菓子を配っていたところをみて感動。子ども連れは動けない状況だったか、本当にありがたい心配りでした。」
子どもたちは、真剣に参加してくれたようです。
教務室前には、このようなエピソードをいくつか掲示してあります。