6月の生活スローガンは、
「助け合おう みんな仲間」
です。各学級から4・5月の振り返りと6月の目標が発表されました。
「悲しい思いをしている子がいないようにしたい」
「1年生と仲良く遊びたい」
「全学年の人と仲良く遊びたい」
発表の言葉の中に、七谷っ子の優しさが伝わってきました。
最後に、担当の先生からお話がありました。
とてもいいお話でしたので、紹介します。
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1学期が始まって2か月。七谷っ子のよいところをたくさん見つけることができました。
その中から3つお話しします。
1つめ運動会の白組応援団のお話です。
4年生が初めて太鼓になりました。体育館、視聴覚室、グラウンド、練習のたびに重い太鼓を持って行かなければなりません。すると、5年生の子がさりげなく、一緒に持ってくれるのです。そこに気付いた他の子が、その5年生の子の旗をもってあげています。そのようなことが、毎日、当たり前のように続いていました。
2つめのお話です。
朝、2年生の教室から
「先生、大変です!」
と声が聞こえてきました。行ってみると、1人の子の水筒がランドセルの中でふたが取れ、中がびじょびじょにぬれていたようでした。でも、大丈夫。自分のタオルでランドセルの中をふいている子、ぬれた教科書やノートを窓際においてかわしている子、2年生みんなで助けていました。
3つめのお話です。
1年生の給食当番のことです。とても上手です。それもすごいのですが、もっとすごいことがあります。1週間すると、当番は変わります。すると、前に台ふきをしていた子が次の台ふきをする子に、「こうやって手をのせてふくときれいに拭けるよ」、とアドバイスしています。ストロー当番だった子は。次の当番の子に、「ここを引っ張るとストローの袋がうまくあけられるよ」。こうやって、助け合いながらみんなぐんぐん上手になっているのです。
どれも助け合い、お互いよくなる本物の仲間だと思います。
これらのお話は、どれも「3つのあ」につながるお話です。
6月は助け合おうみんな仲間です。また、良いところをたくさん見つけたいと思います。
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子どもたちは真剣に、うれしそうに、話を聞いていました。