玉ねぎってイイ。
燕市のお隣、三条市に中●亭というラーメン屋がある。ラーメンのほかにも餃子やチャーハンなどもあるのでラーメン屋というわけでもないけど、そこでラーメンしか食ったことがないからくまぞうにとってはラーメン屋。そこへ何年ぶりかに食いに行く機会があり、改めてそこのすばらしさを再確認できた。
ここ県央地域にはいわゆる「こってり系」のラーメン屋がけっこうある。発祥の地と書いてる本もあるようだ。燕市内には杭●飯店、穀町の●来亭と白山町の福●亭、まつ●本店や支店、あとは▼とか■とか。三条も福来●や●こい食堂、中●亭とか、なんやかんやとある。どれも背脂がのった特徴的なラーメンだ。
その中でも特に気に入っているのが先にも書いた中●亭。
なんで?→カウンター上のメニューの一番左端に「玉ねぎ入り・50円」があるからだ。
この「玉ねぎ入り」がダイジ。これがメニューにのってる限り、こってりが食いたいときはここに来るだろう。それほど、くまぞうにとっては「玉ねぎ入り」が重要だ。
若いうちはそうでもないけど、この歳(33)になってくるとこってりラーメンってのは血中の中性脂肪とか、コレステロールとかという、いわゆる健康面でちょっと気になる。
しかし、定期的に食いたくなるので食うわけだけど、「うんめ~」と食いつつも、「血中の中性脂肪が増えて血液ドロドロになるぞ~;」と思うわけでその葛藤と戦いながら食うこととなる。
かくしてこってりラーメンを食い続けてきたんだけど、NHKの「ためしてガッテン!」だったかで玉ねぎは血液をサラサラにする効果があるといったようなことをやっていたことがあった。
それを見ながら、「あ、玉ねぎ入りはあの背油を中和するのでわ?」と思ったわけである。
もっともそれを見る以前からこってりラーメン+玉ねぎは合ってるとは思っていたんだけど、これによって医学的にも裏づけができたということだ。
今回ももちろん「中華の玉ねぎ入り」だ。
待つこと15分、でてきたラーメンは昔と変わらない、あのラーメンだった。濃い茶色のスープに沈む濁り色の麺と上に富士山のように盛られた刻み玉ねぎ・・・うぉ~!いただきま~す!!
脂コテコテのラーメン屋はいろいろあるけど、ただコテコテしてればいいってもんじゃない。このコテコテ度が絶妙なところがここにくる第一の理由。
そして、第二の理由は玉ねぎとのステキなハーモニー~~ィ?なんじゃそりゃ?と思うかもしれないけど、刻み玉ねぎと麺とスープが口の中で混ざりあうとき、なんともいえない絶妙な旨さ。
レンゲに入れたスープに混ぜる刻み玉ねぎの最適量を探りながら、こってりラーメンを食う・・・これだけ玉ねぎを一緒に食えば、例の脂による血液ドロドロ回避にもつながるわけだし、心配なく至福のひと時を味わえるわけ。
夢中で食ってドンブリが空になるころ視線を上にやると、カウンター越しに奥さんらしき人とバイトのおねえちゃんらしき2人がザルに盛られた玉ねぎをひとつひとつ丁寧に皮むきしていた。
たぶん、だけど玉ねぎはフードプロセッサーなんかで無造作に刻むんじゃなくて、包丁で刻んでいると思う。1個1個手で皮むきした玉ねぎを包丁で刻んで・・・そんな刻み玉ねぎがたっぷりのったヘルシーこってりラーメンが650円でいただけるなんて、なんてシアワセなんでしょ。
最後にレジで御代を払いながらティッシュを1枚、鼻をかみながら出るのがしきたりらしい。レジに一番近いカウンタで食ってる間、みんなそのようにして出て行ってたのでくまぞうもそれに倣って中●亭を後にした。
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