2006年04月02日

離任式が行われました

・3月27日(月)に離任式が行われ、校長先生をはじめ19名の先生方が吉中を去られることになりました。多くの先生方が、吉中生のすばらしさに感謝し、その力をもっと伸ばしてほしいと願いを話されました。生徒会長の別れの言葉に続き花束が手渡され、応援団の号令で、最後の校歌を大きな声で歌って、離任される先生方の門出をお祝いしました。



2006年04月02日

修了式が行われました

・3月23日(木)新しい管理員さんの新任式の後、平成17年度の修了式が行われました。修了式では、1年生代表女子、2年生代表男子の生徒が、後期をふりかえった反省や進級にあたっての決意を堂々と話し、校長先生の1年間をしめくくる講話、生徒指導の先生の春休みの過ごし方の話と続きました。
・校長先生の講話を紹介します。
 あと一週間程で、2年生の皆さんは最上級生、1年生の皆さんは中堅学年になりますが、心構えはできているでしょうか。
 今、私は修了式の開始予定の4分くらい前に体育館に入ったのですが、全員集合が完了していました。また、校歌の歌声もすばらしかったです。
先ほど、1年生代表の女子の生徒は、「2年生になったら、清掃を始める時間や授業のチャイム着席を守る。授業に集中する。予習、復習を計画的にやる。学年委員の仕事を頑張る。」と抱負を述べてくれました。また、2年生代表の男子の生徒は、「昨年に比べると家庭学習に集中できた。音楽祭では納得のいく指揮をすることができた。3年生になったら、何ごとにもチャレンジしたい。」と心構えを語ってくれました。皆さんもきっと代表の生徒のように心構えができていることと思います。
 1月からは、3年生の皆さんに気持ちよく卒業してもらおうと、皆さんはいろいろな取り組みをやってきてくれました。そして、卒業式では、主役は3年生でしたが、2年生、1年生の皆さんの歌声は体育館の後ろから会場全体を圧倒するように響き渡っていました。また、2時間という長い間、整然と式を見守っていた皆さんの姿が今でも私の目に焼き付いています。来賓の皆さんからは、3年生は当然だが、1・2年生の態度も立派だったというお褒めの言葉をいただきました。
 私は、卒業式の式辞で、平成17年度は吉中・黄金時代の幕開けにふさわしい活躍であったと、感謝の気持ちを込めて卒業生に述べました。おそらく、皆さんは、卒業生の後を引き継いで、平成18年度は真の吉中・黄金時代を築いていってくれるものと確信しています。
 そのためには、何ごとにも、全校800人の皆さんが心を一つにして スクラムを組んで取り組んでいかなくてはなりません。その基本は、「あいさつ」であると思うのです。
 ある小学校で、総合的な学習の時間に、元ボクシングのオリンピック選手だった外国の人を講師にお呼びして国際交流会を持ったときに、その小学校の子どもが「人とのつき合いで一番大切なことは何ですか?」と質問したそうです。そしたら、その講師の人は「簡単なこと。それは、相手を尊敬することです。」と、きっぱりと答えたそうです。そして、さらに「相手を尊敬するということは、まず、あいさつをすることです。」と、言っていたそうです。
これを私なりに解釈をしますと、よりよい人間関係を築くには相手を尊敬する心が大切ですよ。しかし、心は目には見えません。そこで、その心を相手に伝えるには、あいさつをするという行動で表現することですよ。」と言っているのだと思います。
 皆さんは、これまで全校をあげて「あいさつ運動」に取り組んできました。あいさつをすることで、「私はあなたを尊敬しています。仲良くしましょう。」という気持ちを相手に伝える。そのような気持ちを込めてあいさつをする。800人の皆さんが、きちんとそれを心がけていけば、必ず吉中・黄金時代は築かれると思います。
この基本を大切にして、吉田中学校が名実ともに全国に誇れる学校となるよう、頑張ってほしいと願っております。
4月には、新しい1年生が入学してきます。はつらつとした新学期のスタートが切られることを期待しています