世界文化遺産ツーリング

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岐阜県の白川郷にある合掌造りの家々。世界文化遺産にもなっている趣のある建物だ。
雑誌などで見ることはあるが、実際に行ってみたことはない。
友人の発案で行ってみることにした。
予定ルートは新潟→富山→R156→岐阜県の白川郷というルート。富山方面は久しく走ってないのでちょうどいいと思った。
金曜日の夜10時出発予定だったがあいにくの雨により出発時間を延期・・・出る前から降っていると一気にやる気が失せる。
それでも友人2人組みは夜中の1時頃に「しばらく前に出発した。今柿崎にいるけど路面は濡れてない」とのメールを送ってきた。
連中は出発して柿崎にいるのに、俺ばっかり寝てるのも何なので、ウチの周りは霧雨っぽい天気だったけど渋々隼号を引っぱりだして出発することにした。
走り始めて10分後、霧雨ではなく完全な雨に変わり、路面も視界もかなり悪い状態になった。
「ちきしょ~!路面は乾いてるなんでいって、ハメやがったのか?」
走り始めたからには簡単に引き返すわけにもいかず、そのまま柏崎の手前まで走り続けると、雨は確かに止んでいた。
家を出る時点で柿崎にいたのだから、この時間帯とはいえ簡単に追いつくものではないだろうということで、西山ICから高速道路へ。
たまに*40km、常時法定速度×2くらいで走って、黒部ICで降りる。
友人たちは今どこにいるのか?携帯電話でメールを送ってみる。
携帯って、つくづく便利なもんだ・・・
すると、新潟と富山の県境付近で休憩しているとのころで、どうやら俺のほうが先行になってしまったようだ。そのまま待機してるとボケてきそうなのでゆっくり走りながら先に行ってることにした。
結局、合流できたのは朝7時半頃で、白川郷まであと20kmくらいのところでやっと3人そろった。
目的地である白川郷・・・
確かに大きな大きな古い家々が立ち並び、いかにも山村という雰囲気がただよっていて健康的な感じで癒しにもなるかな?という所だった。
しかも、合掌造りの家々がある一帯は文化遺産なので保護されながら飾り物になっていると思っていたのに、そこにはちゃんと住んでいる人がいて、ごく普通に使われている家が文化遺産になっているのには少々びっくりした。
だから、「へぇ~これが合掌造りか」なんて見ているとそこでは洗濯物を軒先に干している主婦がいたりして、あまりじっくり観察するのは失礼に思えて複雑な心境。こっちがそうなんだから、向こうも「朝からジロジロ人の家をみて、けしからん奴らだ」と思ってるのではないだろうか?
なんだかんだでそれでも3時間半ほどじっくりと見学し、満足のいったところで高山市街→長野県松本市へ抜けるルートで帰路につくが、高山市街入り口でひどい渋滞にあい、隼号がいかれるのではないかとヒヤヒヤした。
その後松本へと抜けるR158は上高地や乗鞍に行く道になるためある程度予想はしていたものの、もっとひどい渋滞だった。バイクお得意のすり抜けができる道幅もなく、たびたびトンネル内で止まったままになってしまうもんだから、熱い、暑い、そして排ガス地獄で死ぬ~!
それでも何とか松本までたどり着き、その時点で時計も夕方5時をまわっていたこともあって(何より疲れていたのが一番の理由だけど)松本ICより高速道路に入り、飯山あたりからはまた下道でR117→R17→R8で夜10時半、無事家に着いた。
走行距離730kmの世界文化遺産ツーリングは、ここで無事に終わることが出来た。めでたし&おつかれさま。


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