よくあるイリジウムプラグは、中心電極が0.6mm。これでも十分細いが、DENSO製で0.4mmってのがある、というのをだいぶ前に友人から聞いた。それからだいぶ時間があいたがやっとDENSOのイリジウムを手にすることができた。
モノを見てみると、たしかに中心電極0.4mmは細い。
0.6mmでもけっこう細いが0.4mmはさらに細い。強い火花が出そうだが、反面ここまで細いと中心電極部分がポロッとシリンダー内に落ちて致命的ダメージを負いそうにも思えてくる。今までそんな話は聞いたことがないので大丈夫だろうとは思うがそれにしても「効きそう」な細さだ。
APE100の元々の熱価は7番。K&Nフィルターに換えてからわりと回し気味なので「ポロッ」が怖いこともあり8番相当を選んだ。
早速取り付け。走行1300km強でノーマルのプラグを外してみるが、ノーマルプラグの電極のなんと太いことか・・・。焼け具合はやや白っぽく、まあちょうど良いかなと。
そしてイリジウムパワーを取り付けてもらった後、お店で2時間ほどバイク談議を楽しんだ。
帰りに「さて、違いは?」とエンジンをかけると、だいぶ温度が下がったにもかかわらずチョークなしで簡単にかかり、始動性がよくなったみたいだ。そして、お約束のわざと遠回りで30kmくらいの道のりを走ってみた結果、イリジウムパワーの効果は・・・確かにあった。
具体的には、始動性がよくなったことの他に、4速5速あたりのギヤで流している最中アクセルを開けて加速するときなどに違いがはっきり分かる。ノーマルプラグでは6000rpm~8500rpmあたりが「加速感」を感じるおいしいところだったのが、イリジウムパワーに換えてからは5000rpm~9000rpmあたりまで使えるようになった。もっとも、ノーマルの時でも使えないわけではなかったが、かったるい感じがしていた。それがなくなったという感じで、実用回転域が広がったみたいだ。
とくに一番おいしい8000rpm前後では、パワー感が明確に違う。たかだかプラグごときでここまで違うのか、と感心した。
そして全般的にそれらの回転数でのアクセル開度が減ってるような気がする。
正直なところ今まで隼でNGKのイリジウム(0.6mm)を試したことはあったが、ここまで明確な違いというものは残念ながら感じられなかった。隼の場合は一般公道で流すぶんには持てるパワーの半分も使わないので分からなかったんだろうけど、Apeの場合はそうじゃないのでその違いがよく分かったということかな?
車格・パワーが小さいほどちょっとの違いがよく分かる、というのがよ~く分かった。
電極が細いのでライフがどんなものか?という点はあるものの、とりあえずイリジウムならDENSOの0.4mmの方が効果は大きいようだ。
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