オイルポンプ交換

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暑い!毎日毎日暑いこと暑いこと・・・
こんなに暑くてもかまわずエンジンは11000rpmまでブン回している。OVERのマフラーに交換して、キャブレターのセッティングがけっこういいカンジになっているから余計に回すのが楽しい毎日。
エンジン兼ミッションオイルは、ホンダ純正ウルトラGP(だっけ?)+おなじみZOIL10%添加なので一応は安心しているが、こう暑くては少々心配になってくる。
実際に油温計を付けて計っているわけじゃないけど、なんかしてあげたほうがいいかな?ということでオイルポンプASSYを武川のスーパーオイルポンプに交換することにした。
4725円。コレに換えることでApe50なら200%、100なら25%の吐出増加になるということだそうで・・・100は50に比べて元々オイルポンプの吐出は多くとってあるようだったので、+25%では大して変わりなさそうな気がしないでもないけど、まあちょっとでもオイルを循環させてやろうかということで。
AM6:30 作業開始!
エンジンオイルを抜き、右のクラッチカバーをボルトを外してからプラハンマーで軽くたたきながら取り外す。いきなりメインギアやらオイルポンプやらクラッチやらが顔を出す。

↑この右クランクケースにくっついたままのガスケットをはがすのがとても面倒だ。
ここからオイルポンプのカバーみたいなのを8mmボルト2本を緩めて取外し、オイルポンプを駆動するギヤを外す。
そして、いよいよノーマルオイルポンプASSYを+皿ネジ2本を緩めて外し、武川の物と交換すればOKなんだけどこの皿ネジが固いこと・・・手の力ではムリがあるようなので、手動式のインパクトドライバーを使ってちょっと手荒に緩めてやった。
その後は武川のポンプを取り付け、ギヤなどを元通りに組み付けて出来上がり!と思ったらもう一つやっかいそうな作業が・・・
取説を見ると、右クランクケースの側面上部に1.5mmくらいのオイル通路があるんだけど、そこの穴を2.5mmに拡大してやらなければならないとのこと。しかも、失敗して奥の壁を突き破ると油圧低下となり、エンジン破損の原因となる、という警告付。
これは慎重にせねば!と電気ドリルにてギュイ~ンとやると、あっという間に穴は2.5mmに拡がり、ドリルを押す手ごたえが軽くなった。もっと長く掘り進まないとダメなのかと思ったら、たぶん厚さにして2mmくらいしかなかったんではなかろうか?というカンジだった。
切り粉をキレイに取り除いて、あとはホントに元通り組めばよろしいというところまでこぎつけた。
新しいガスケットを挟んでクラッチカバーを取り付ける前に古いガスケットを完全に除去しなきゃならんのだけど、この除去作業がまた大変。はがそうとすると紙クズみたいなのがクランクケースの合わせ面にこびりついて取れない・・・これをカバーが付いていた面の全周にわたって、しかも完全に除去しないとオイル漏れの原因になるので、しっかりそぎ落とす必要がある。かといってゴリゴリとやれば合わせ面にキズがついてこれまたオイル漏れの原因に。
最初は爪でなんとかならないものかと頑張ってみたけど3cmも進まないうちにイライラしてきてダメ。カッターの刃でどうかな?とも思ったけど角度的に狭いところなんかは入らなくてあまりよろしくない。
古いガスケットの除去作業が今回の作業で一番の苦労点になるとは思いもよらなかった。最終的に、落ちていた0.5mmくらいの鉄板をハサミで幅10mmくらいに切ってから、サンダーで断面をシャープにした「自作スクレーパー」でやってみたら超簡単にキレイさっぱり除去することができた。
やっぱりスクレーパーって必要なんだな・・・と改めて思い知った。


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オイルポンプ交換後のインプレ!といいたいところだけど、油温計もついてないのでオイルポンプ交換の効果は体感的なものも含めてほとんど分からないというのが正直なところ。
長い目で見て何万キロか走ってからバラしたときに、距離の割にはどうのこうの・・・という違いは出るのかもしれないけど、今のところさっぱり分からん。

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