Apeばっか乗ってて気が付いたら隼号にはあんまり乗ってないなぁ・・・。
たまにはエンジンかけてやらんとかな、と思って車庫でエンジン始動→2500rpmくらいでしばらく暖気して、マフラーから出る水蒸気を見ながら、一度始動したエンジンはマフラーから水蒸気が見えなくなるくらいまでとめないほうがいい、といった記事を昔見たのを思い出した。なんでか分からないけど。
水温と油温が通常走行してきたくらいに上がればいいんだけど、なかなかそこまで上がらない。
待ってるのも面倒なのでアクセルをもうちょい開けて5000rpmくらいで「ウォ~ン」としばらく回してやってると、水温はグングン上がっていくものの、油温はそれほどには上がってこない。
しかし、左カウルサイドから出てくる熱気はそこそこになってきたし、とふと覗き込むとノーマルの鉄製エキゾーストパイプがぼんやり赤熱しているではないか。
昼間とはいえカウル内は薄暗いのもあって、赤熱具合がよく分かる。
「ほほぅ、停車状態で回転上げると赤くなんのか~カッコいいなぁ~」と思ってると、まもなくお待ちかねの冷却ファンが回転し始めた。
そして、水温が105℃前後になると冷却ファンは止まり、また110℃くらいになると回転するんだけど、この2回目に回転し始めたときになにか異音が聞こえた。
「カラカラカラカラ・・・」
なんだこの音は?と気になったのでしばらく様子を見てるとファンが回ってるときだけ聞こえる。そして音の感じからいってファンの羽根が周りのどっかに当たってるようだ。
分解して調べると、なんと!羽根が溶けてるぢゃないかっ!
なんで溶けるんだい?とじっくり考えてみると、こういうことだった。
エンジン始動→水温低い→早く水温上げたいからアクセル開けた→エキパイ温度上昇(赤熱)→ファンは110℃まで回らない→エキパイに接近している羽根3枚は輻射熱により溶ける→そこにようやくファンが回転→溶けた樹脂が遠心力により伸び~る→回転する遠心力で伸びたまま冷えて固まる→固まった樹脂が周りのカバーに干渉→カラカラ音が出た、ということだった。
案外あっけなく溶けるもんだな、と納得というかなんというか・・・。
とりあえず溶けた部分をカッターで削り取り、再度組みなおして応急処置しといた。このままでも問題なさそうだけど、回転時の風量やモーター軸受けにかかる負担などに微妙な悪影響がでるかな、とちょっと心配。
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