エアクリーナーBOXをちょっとイタズラ計画 その2

手元に届いてしばらく経ってしまったが、やっとヒマを見つけてイタズラ計画を実行に移した。
タンクを持ち上げ、各種センサーのカプラを抜いてエアクリBOXを外し、短いダクト2本を外す。
んで、長いのと交換。この長さの違いが、「湧き上がる低速トルク!」になればいいんだが・・・

プラのBOXに硬めのゴム素材なので入れるのに苦労するかな?と思われたが、ここでも必殺!ZOILグリスで難なく挿入完了した。
あとは元通り組みなおして、作業完了。時間的には30分といったところかな。
さて、さっそく試乗してみる。
ダクト2本が長くなったことによる違いは???
ある!!!かもしれない・・・なんとなく。たぶんあった、かな?
ほんのちょっとだけど例の2200~2500rpm間でのギクシャク感がマイルドになったような「気」がする。
こういうのは、数値に表れない「フィーリング」ってやつがダイジなんだよな。よしよし、ってことにしておこう。

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メインジェット番数は・・・

先日吸気制限のパーツを料理→メインジェットを#80として一応走るようになったものの、#75と#85についても試してみたいと思っていた続きを実行。
昨日の日中に先走ってマフラーを交換してしまったのでメインジェットの番数もまた変わってしまうところなんだろうけど、面倒なのでとりあえず#80で走ってみる。
とくに変わった感じもなく、90km/hくらいまでは出るかな?といったところ・・・
続いて#85に上げてみると、#80のときよりもふけ切らない感じなのでお家に帰って#75に交換。
#75って、ノーマルが#72なんだからたったの#3UPでしかない。
エアフィルターK&N+吸気制限パーツ料理+マフラー交換でたった#3くらいのUPでいいのかいな?と疑問を感じながらもまた田んぼ道でテストしてみると、案外調子よく走る。
結局、5速全開でメーター読み95km/hくらいまで出るようになったのでやっぱりメインジェットは#75でちょうどいいということになった。
ということは、#72でもいいのかな?という気がしないでもないが、また気温が下がって空気濃度が濃くなったときの安全マージンを盛り込んで#75でメインジェットのセッティングは終わり。

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待ちきれずにマフラー交換

この前週末に手元に届いたOVERのステンチタンマフラー。
ただいま吸気制限パーツを料理して、メインジェットの最適番数を探すべく実験中のところ・・・
しかし、マフラーが手元に届いた今、これを付けずに居れるかっ!ということでマフラー交換。
言い訳としては、ノーマルマフラーでメインジェットの番数出しても、マフラー換えればやり直しなんだし・・・ってことで、平日の昼休みにちょちょら作業開始!
隼と違ってカウルもなにもないので本当にノーマルマフラー外し→OVERのエキパイ取り付け→チタンサイレンサー取り付け→全体のバランス見ながらしっかり締め付け・・・で作業完了。作業時間は15分弱で終わってしまった。簡単だ。
んで、さっそくエンジンかけてみると、案の定予想してたとおりにけっこううるせ~
アイドリング~3000rpmあたりまでは排気量に見合わない「いい音」だけど、それ以上はけっこう耳障りな感じがするなぁ。
なんでこんなにうるせんだろ?

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吸気制限パーツ料理後のインプレ

例のパーツを加工して組み付け後、平日は乗ることができないので日曜日である今日、初めて乗ってみた。
体感的な加速などはあまり分からない(こんなもんか)。ただ、アクセル全開での最高速は以前にくらべ常に85km/hくらいまで出るようになったような・・・でもイリジウムパワーにプラグを交換した効果のほうが大きいようにも思える。
吸気制限パーツ自体を拡張しても、メインジェットなどでガソリン量を増やしてやらないと効果が出ないということなのか?
ということで、昨日届いたデイトナのオーバーサイズメインジェットでガソリン量を増やしてみる実験。
デイトナのメインジェットセットは、ノーマル#72に対して、#75・#80・#85・#90・#95・#100の6種類が1セットになって1260円(税込)。なかなかリーズナブルな価格設定だ。精度とかが怪しいのかもしれないが、どうせ単気筒だし、関係ないということで。
9日にバラした箇所(インテークマニホールドやキャブ周り)を再度バラし、メインジェットを交換する。
いきなり#100を付けて組みなおしてエンジンをかけてみた。
すんなりエンジンは始動したものの、無負荷状態でアクセルを開けても4000rpm以上がまったくモタついて吹けあがらない・・・ガソリン量が明らかに多すぎの状態だ。
約3分後またバラして、今度はドンと落として#80を付けて試運転。
今度は問題なく走ることができるし、2速・3速あたりで引っ張ると10500rpmまで回るようになった。
そして、5速全開で90kmまでいけるようになったのでまあこんなもんかな、ということで今日は作業中止。
またヒマを見つけて#75と#85のメインジェットも付けてみながらフィーリングの違いを試したいところだ。

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マフラー入荷

先日注文しておいたOVERのステン-チタンマフラーが入荷したとの連絡をもらったので、早速今日もらってきた。
箱を開けて現物チェック・・・サイレンサーのほうをまず見てみる。
チタンの鈍い輝きがいい感じで、溶接などの仕上げもちゃんとしてる。重量的にも満足のいくもので、これはいいなぁ。
次にエキパイ側を見る。これもまあステンレスパイプをベンダーで曲げるときの若干のキズみたいなものはあるものの、全体としてはいい出来だ。
と思ったとき、フランジ側の溶接部にちと問題っぽいところを発見。
フランジ部をエキパイに溶接してあるところの内側に溶接のビードがこってりと盛られていた。
パイプとリングを内側で溶接するのは技術的に難しいのだろうけど、このはみ出ているビード(周方向に沿って長さ3cm高さ5mmくらい)が若干なりとも排気抵抗になるんじゃなかろうか?とセコい心配が出てきた。どう見ても、「部分的にエキパイ内面に段を付けて排気脈動効果を狙った」とかそういった感じには見えない・・・ただゴテッと溶接したって感じだ。
エキパイの断面積はこのままでも問題ないんだろうけど、気分的にこのまま取り付けるのはいやなのでDIYで削ることに。
80番の砥石を付けたリューターでガリガリと削るが、あまり削りすぎて溶接が取れてしまったら元もこもないのである程度慎重に作業。
これでどのくらい違うのかは分からないが、削らないよりは削ったほうが設計本来の性能に近くなるんじゃないか?と自己マン。
さて、取り付け作業はいつになることやら。

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Ape高速化計画 その1(マフラー)

絶妙のバランスでセッティングされているApeは、走りと燃費をかなりうまく両立させているように思う。
実用車として乗るなら、申し分のない出来だ。
しかし、この手のバイクに乗ったならば、一度はやってみたい・・・「もうちょいスピード出ないかな?」という欲望が出てきてしまう。
K&Nのフィルターをつけたことで若干なりとも吸入空気量は増えているハズで、それに見合うガソリンを供給してやらないとかえってエンジンに悪いような感じもする。
しかし、ガソリン増やす=メインジェットなど交換してやったところで、肝心な「抜き」をしっかりしなくてはダメっぽい。
やっぱりとりあえずは定番メニューのマフラー交換だな、と思うわけだ。
さて、マフラー交換にあたって選定の指針というかポリシーを・・・
 ・いい歳こいて爆音は恥ずかしいのであんまりうるさくないもの
 ・Apeはタンデム可能なので、タンデムOKのもの
 ・せっかく換えるんだからなるべく軽いもの
 ・オイル交換時にもマフラーをつけたままでドレンボルトを外せるもの
 ・当然のことながらノーマルよりも抜けがいいというか、ちゃんと性能が伴っているもの
 ・そこそこ名前の通っているもの
と、まあこんなところか。
で、Apeファイルなどを見ながらピックアップしたのは、
 ・ヨシムラ
 ・モリワキ
 ・OVER
 ・Sanm
 ・SP武川
というあたり。このうちヨシムラは、隼でいつか付けたいマフラーということでその欲求から。
モリワキはApeファイルでいいことが書いてあったことと、自分の中でHONDA=モリワキというのがなんとなくあるため。
OVERはステンレスエキパイ+チタンサイレンサーで30000円という価格が魅力。
Sanmはあんまり聞いたことないけどオールチタンで38000円(だったかな)がお得な感じで・・・
武川は、モンキーなどミニバイクのパーツではかなり充実しているの、マフラーもどうかな?という点からピックアップ。
上記5社の製品の中で、本当はヨシムラが一番よさそうなんだけど、いかんせん5万弱という価格はちょっと・・・Sanmも見た目いいけど性能曲線があやしい感じでボツ。よさそうに思うモリワキ、武川もタンデムステップ不可のためボツ。で、店で1時間ほど悩んだ結果、結局価格の魅力に勝てずにOVERのステン-チタンにした。

写真で見る限り、ヨシムラあたりよりもサイレンサーが浮いて見えるデザインのようだけど、これは写真を撮る角度からなのか、実際そうなのか、ちょっと分からない。カッコ良く付くことを祈りつつ、入荷を待つことにしよう。

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吸気制限パーツを料理する

一緒にApeを買ったK君はすでにやってみて効果抜群というチューニングをくまぞうもいよいよやってみることにした。
ノーマルは↓のようにキャブとインテークマニホールドの間で吸気制限パーツにより通路が半分くらいになってしまうパーツが組み込まれている。

↓バラすとこんな感じ。これじゃあ混合気の通りはいかにも悪そうだ・・・

万力で挟んでヤスリで地道に削ること30分・・・キャブ→制限パーツ→インマニで段差のないように削った。

最後は少しでも吸入ロスをなくすべく、320番のペーパーで磨いて仕上げ。
思ったよりも簡単に作業が進んだのでそのままApeに組み付け、試運転をしようと思ったらポツリポツリと雨が当たってきた。
吸気制限パーツ料理後のインプレは後日までお預けとなってしまった。
少しは違いが出て欲しいところだけど・・・どんなかな?

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「Apeに箱」計画 5.5?

先日の1/3日ツーリングその他で活躍中の「箱」。実はちょっと問題がある。
ストップランプ付なのは安全面からいって○なんだけど、そのランプのための配線やターミナルがBOX内部に突起となってしまっている。

ストップランプの配線がターミナルからそのまま直線的に前方へ延びていて、中身を入れるとふみつぶされる状態だ。内壁の角付近に沿わせるとか、もっと細いコードを使うとかいった配慮が欲しいところだけど値段からすればそれ相応なのか?
これは買ってみるまで分からなかった。せめてカタログに内部写真とかも記載されていればなぁ・・・買ったもんはしょうがないし、でも気になるなぁということでちょっと工作。
発泡スチロールをBOX底部の形に切って、底面に面するところはコードが通る部分をトンネル状に削ってやって敷いてみる。そのままだといかにも切った貼ったの感じなのでダンボール紙を貼り、さらに黒いフェルトを貼り付けた。これで箱の中身全体が黒くなって最初からこうなってたかのような仕上がり。

内部の高さが2cmくらい減ったことになるけど、とりあえずヘルメットなども問題なく収納できるんで良しとしよう。

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ついに!振動対策の本命を試そう

中古で乗りはじめた昨年から気になり続けているアイドリング時の振動・・・今まで対策として
 ・マフラーブッシュ全部交換
 ・エンジン&ミッションなどにZOIL注入
 ・エアクリーナー交換
 ・アイドリング回転数の調整
などやってみたが、決定的な改善は残念ながら見られなかった。
いくら16年前の商用バンでディーゼルとはいえ、どう考えても振動がすごすぎるように思う。
いつも世話になってるクルマ屋に「あとはなにが有効か?」聞いてみると、エンジンマウントおよびミッションのマウント(どっちもブッシュの類)を交換してみるとどうか、という話だった。
前にも一度言われたが、部品代で2万弱、工賃1万強という話だったので躊躇していたがここにきてやっぱり試してみたいのでエンジン&ミッションのマウントを交換することにしてみた。
TOYOTA純正部品が揃い次第交換してもらうことになっているが、果たしてどのくらい効果があるのか・・・
あとは最後の手段でエンジンや燃料供給系のオーバーホールという手があるが、こればっかりはそこまで金をかける気にならないため、実質今回のエンジン&ミッションマウント交換が最後の手段になる。期待と不安が半分半分だ。
まあ、これでもおさまらなきゃある意味納得がいくかな。

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エアクリーナーBOXをちょっとイタズラ計画 その1

隼のエアクリBOX内は、ファンネル状の吸気ダクトが付いている。
進行方向に向かって左側より1番・2番・・・とした場合、2番・3番シリンダーの吸気ダクトはわざと短くなっている。
雑誌の記事で、この2番・3番用を1番・4番と同じように長いものに換えてやることにより、中低速のトルクアップになるんじゃないか?みたいなことが書いてあった。
キャブレターでのエアファンネルとかだと、ファンネル長が短いと高回転型、長ければ低速よりになる、んだそうだ。
隼の場合はなんで長さが違うのか分からない・・・エアクリBOX内での空気の流入口からの長さの違いの帳尻を合わせるための不等長なのかもしれないけど、雑誌の記事で言ってるのも一理ありそうな気がしてきた。
そこで、1番・4番用のダクトをSUZUKI純正部品で購入。

1個1050円なり。まあ効果があってもなくてもそんなに損した気分にはならない金額ってことで実験。
これによって例えば中低速トルクが若干なりともUPすることによって初期型の特徴でもある「ドンつき」が緩和されれば・・・との下心がある。たぶんそれほどの効果は得られないだろうけど。
もう一つは、エンジン回転数が2500rpmで開き、2200rpmで閉じるという可変吸気システムが「ドンつき」に関わっているという説もある。これは可変吸気機構部のフラップを動かすソレノイドバルブのチューブを外すという少々乱暴な対策なのでどうかな?とは思うけど、今回のダクトをやってみてついでに試してみたいところだ。

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