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 「東京都知事選挙」細川護熙氏記者会見

 大っ嫌いな政治家を順番に並べると1番が小泉、2番が空き缶、3番旧社会党の眉毛が汚らしい爺、4番が糞泥鰌、5番目が心臓、その次は細川だけど。
 (因みに好きな政治家は1番小沢一郎、2番は森ゆうこ)
 

 この記者は本者のジャーナリストか猪瀬と細川の金権問題は同じと、私らど素人でも違うと言う事は理解して居るのに。こいつは自民党の回し者だな。(それにしても頭悪)

 なんかこの会見みたら好きに為りそう細川さん。

 頑張れ細川、東京から国の悪政を正せるのは貴方しか居ない。
 今回は声援を送る、選挙権は無いけど頑張れ!

 女関係の尻も更けないような情けない奴に負けたらいかんで。

 (長い動画だけどみんな観たよ。いやぁ長い、他の候補にも同じ時間会見してみれ、答えられる者は居るのかな?。)

http://youtu.be/hxI_eDpWq8M


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━━【日本一新】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 通巻第197号・2014/1/21
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                     顧問:戸田 邦司
                     発行:平野 貞夫
                     編集:大島 楯臣
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※本号は、テキスト版、PDF版とも無限拡散をよろしくお願い
 申し上げます。
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◎「日本一新運動」の原点―197

            日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

〇 細川元首相の「佐川急便問題」の真実!

 細川元首相は、平成22年(2010年)5月、内閣総理大臣
時代の日記を『内訟録』として日本経済新聞社から出版した。
この中に「佐川急便問題」について、細川氏自身が見解を述べて
いる。また、対応に当たった関係者の証言、さらに細川連立政権
を打倒するため国会での追及を指導した自民党政治家の証言、そ
して「佐川急便問題」を冷静に観察していた内閣官房の事務担当
責任者の証言などが掲載されている。
 これらを転載するので、まず、事実関係を理解してもらいたい。

1)細川元首相の見解

(平成6年)3月10日(木) 晴 
(前段略)代表質問も終わり、本日から衆院予算委が開かるべき
ところ、佐川問題に関して国会法104条による資料提出要求を
巡り、理事会が紛糾、終日空転す。
 本件につきては、私人間の金銭の貸借という純粋に私生活上の
ものにして、犯罪や法令違反を問われるべきものでもなく、政治
腐敗や公私混淆、政治家の地位利用による利得などの政治倫理の
問題とも無関係の話なり。自民党や共産党は、1億円を政治資金
として貰い、返済していないのではないかと主張しているが、政
治資金として貰うのにわざわざ手数料を払いて根抵当権(極度額
1億円)を設定するが如きことはあり得ぬことにて、その根抵当
権も正規の手続きで解除されていることは、返済の証明として充
分なり。佐川側の貸付金台帳にても逐次返済が記録され、違法な
貸付をしたとして渡辺社長を背任で告訴した現経営陣がすでに返
済を証明せしところ(平成6年1月17日付け回答書)にして、な
んら疑われる余地なし。その意味でも国会で論ずべき問題にあら
ず。かかるネガティブ・キャンペーンを許すことは、我が国の健
全な議会政治の発展にとりて、誠に由々しきことなり。

2)証言・成田憲彦氏(当時、首相秘書官)総理の佐川問題は、
当初は総理の個人事務所が事実の確認や答弁内容の準備をしてい
て、私と警察庁からの金重凱之秘書官がタッチするようになった
頃には、既に説明を大きく変えのは不可能でした。
 私はタッチする前、総理に無断で佐川本社に行き、当時の経理
担当者に話を聞きましたが、「返してもらっています」と言われ
ました。ただ利息は政治献金にしていたということで、ここだけ
総理の答弁と違いました。当時の資料は、佐川急便事件で検察に
押収されていましたが、断片的なものやコピーが残っていて、そ
れをコピーさせてもらって帰りました。後に領収書の控えのコピ
ーなどを国会に出したとき、野党議員や識者などが疑問点などを
したり顔で挙げていましたが、本物です。
 私はまた総理の議員会館で、会計帳簿を見せてもらいましたが、
利息分はちゃんと佐川からの献金として入金処理されていました。
あれ程きちんと帳簿処理している自民党議員など、皆無でしょう。
私が進言した案は、政治倫理審査会で説明して打ち止めにすると
いうもので、その後自民党議員が多用しました。総理は乗り気で
したが、小沢さんが、総理はそんなところに行くものではないと
言って実現しませんでした。
 本来は国会が止まるような問題ではなく、社会党の村山委員長
も審議に入ればいいと言っていました。武村官房長官は私が「動
いてください」と言いに行ったときは、「そうだな」と言ってい
ましたが、まったく動いてくれませんでした。「カネを返したの
なら、証明しろ」という理不尽な要求に真面目に付き合ったのが
そもそもの間違いで、疑惑などではなく、自社の提携派にうまく
使われたというのが問題の本質です。

3)証言・平野貞夫氏(当時、新生党参院議員)佐川急便からの
1億円借り入れ問題で、当時、細川さんは「借金はちゃんと返し
たし、その領収書もある」と悪びれる様子もありませんでした。
むしろ私に「検察が佐川急便から押収した帳簿の中に、私か返し
た記録が残っているはずだ。法務省にかけあって、その記録を国
会に提出してもらうよう交渉してくれないか」と頼んできたくら
いでした。しかし、法務省は検察が押収した証拠品は出せないと
のことでした。実は建前とは別に「大きな声で言えないワケ」が
あったのです。資料を見られる立場の人から聞いたところ、「確
かに細川さんは借入金を返しています。しかし、他にも借りてい
る政治家が与野党にわたってたくさんいるうえに、返済していま
せん」と言う。帳簿を公表すれば連立政権に激震が走り、大問題
になるので出すわけにはいかなかったのです。国会の論戦では圧
倒的な世論の人気を集める細川政権に太刀打ちができない。危機
感を募らせた自民党は、なりふり構わずスキャンダル探しとマス
コミへの垂れ流しを続けたわけです。

4)証言・野中広務氏(当時、自民党衆院議員、予算委理事)予
算委員会の自民党理事の仲間で徹底的に内閣をつぶそうと申し合
わせをし、細川さんの個人的なスキャンダルに重点を置くように
なりました。我々がやるということになったら情報も入ってきて、
有り難かったですね。情報はそれなりに豊富だったんじゃないで
すか。情報をキャッチしては問題を追及しました。我々がそこま
でやれたのは自民党が第一党だったからです。向こうは7党1会
派だけに守りの体制が何もなかった。非常にもろい政権でした。
細川さんは気の毒だったと思いました。そういう思いが攻撃しな
がらもありましたね。佐川の問題は総理が辞任するような話では
ありませんでした。細川内閣は結局、自分で倒れた。予算委員会
ではない。国民福祉税で倒れたんです。細川つぶしが始まり、社
会党が逃げて、連立が壊れていく状態になっていったわけですか
らね。(後段略)

5)証言・石原信雄氏(当時、官房副長官)佐川急便からの借入
金問題は対応を本当に間違ったですよね。あれは、あんな事件に
なるような話じゃないんですよ、本来は。処理が適切じゃなかっ
たと、頭を下げておけばよかったんですよ。初っぱなから作戦ミ
スですね。法律問題にならない話なんですよ。頭下げて終わりに
なったんだ。多少、殿様の意地でね、見栄があったんでしょうね。
事柄がそんな悪質な話じゃないんですから。追及していた自民党
の野中さんたちもあんなにうまく網に入るとは思わなかったので
はないですか。私は傍から見ていて歯がゆかったですよ。やはり
内閣、総理を支える立場ですから。もっと事前に色々作戦を相談
してくれれば、展開はいくらでもあったなと。細川さんは全然、
あの話は我々に話してくれなかったですよ。いや、これはわたく
し個人の問題ですからと、一切、言わないんですもの。それも一
種の美学だったんでしょうね。非常に私はあれは残念だった。あ
んな短命に終わる内閣ではなかったのに。

〇 細川首相辞任の背景と真相!

「佐川急便問題」が疑惑問題として取り上げられたのは、平成5
年10月の衆議院予算委員会であった。以後、自民・共産がしつ
こく倒閣を狙い追求してきた。細川首相は「借金はきちんと返し
たし、その領収書もある」と平然としていた。「検察が佐川急便
から押収した帳簿のなかに、私が返済した記録が残っているはず
だ。法務省に掛け合って、その記録を国会に提出してもらうよう
交渉してくれないか」と、私に要請したくらいだった。
 細川連立政権が誕生して5ヵ月目の平成5年12月という時期
は、細川政権の存立にとって重大な時期であった。このことが判
明したのは、村山自社さ連立政権が成立した平成6年6月から半
年後の12月30日に報道されたテレビ朝日の政治報道番組であ
った。 
「自社さ政権」をつくることに功績のあった自民党の有力政治家
が、「細川連立政権を打倒するため、平成5年12月には自民党
と細川政権の中の社会党とさきがけの有力政治家で密約が交わさ
れていた」とビデオで暴露した。番組に出席していた社会党の久
保亘書記長が、怒りを露わにし「知らなかった。事実ならこのま
ま職にとどまることはできない」と、大騒ぎになった。要するに
「佐川急便問題」は、予算審議を妨害して細川連立政権を倒閣す
るため自民党と共産党が利用した問題である。個人の貸借で返済
し、何ら政治的にも法的にも問題のないことを、スキャンダルと
して捏造したのが真相である。
 8党派による細川連立政権がしっかりとまとまっていたなら、
細川首相の辞任に至る問題ではなかった。野中広務氏や石原信雄
氏の証言どおりである。残念なことは社会党(左派の一部)と新
党さきがけという細川連立政権内部の勢力が、自民党と密約して
細川政権を倒閣しようとする動きの中で、「佐川急便問題」が政
治的に利用されたのである。わが国のデモクラシーの未熟さを例
証する不幸な出来事であった。この歴史の真実をしっかりと理解
しておくべきである。                (了)


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