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村上の鮭は、頭を下に干します、村上藩の武士が考えた食文化で首を吊るのを嫌い頭を下に干したと言う由来が有ります、頭を下に軒下に干した鮭の風景は村上の冬の風物詩にも成ってます。


お料理:渡邊 泰央

用意する具材(4~5人用)
コンブ(出汁用です)・・・適量(出汁の素等代用も可)
ホウレンソウ・・・2~3把程度
長ネギ・・・お好きなだけ
※その他葉物野菜はお好みで白菜・春菊等
木綿豆腐・シラタキ・エノキ・シメジ等・・・適量
豚ばら肉・・・脂身のあるお肉の方がいいです
※しゃぶしゃぶ用のお肉も可(ロース等は固くなっちゃいます)
生ニンニク・・・1玉程度(練チューブ入ニンニク可)
生生姜・・・1個程度(練チューブ入生姜可)
砂糖・塩・胡椒・日本酒・・・適量

作り方(というか超簡単・・・鍋ですもんw)
まず水を鍋に適量入れ出汁コンブを投入し煮立てます
 ↓
その間にニンニク・生姜を摩り下ろします
野菜等も他のお鍋を食べる時のように切っておきます
 ↓
出汁が出たらコンブは棄てます(うちは後日煮物に使うのですが^^;)
※細く切っておいてそのまま具材と食べてもヘルシーかな?
 ↓
あとは具材と調味料を加えて煮立てるのみ!!!

味付けのポイント
※砂糖は最初のみやや多めに入れます(大さじ2杯程度)
 砂糖を入れておかないと塩辛いだけになっちゃいます
※塩は少な目で構いません(大さじ1杯程度)
 ニンニク・生姜等からも塩気が出ます
 食べている時に味がボケてきたら少々追加
※胡椒は少々多めでも構いません
 ブラックペッパーは試したことがあるけどイマイチでした
 味を調える感じです
※ニンニクを多めに入れると味にパンチが出ます
 お疲れ気味・風邪気味の時は多めがお勧め
※生姜を多めに入れると少し塩辛い感じになります
※日本酒少々は具材の臭みを消す程度でお好みで
一煮立ちさせて汁を味見し少ししょっぱく感じる位が丁度いいかも

味は・・・他の鍋とは比較しがたい味になります
水炊きとも異なるんですよね
調理人さんの好みで味はがらりと変わります
我が家はどちらかと言えば塩辛い感じで
ニンニクがかなり入るのでパンチがあります
嫁の実家では少々甘めの感じになります
この辺はお好みかなぁ
お肉や野菜のしみ込んだ出汁汁は絶品です
塩少な目(生姜等の塩気があるので)&化学調味料一切無し
でスープもヘルシーな仕上がりになります

「私はこの味がベスト!」という頃合いでお試しください
食べているうちに味がボケてくるので
適宜ニンニク・生姜・胡椒等を追加しながら食べましょう

お鍋終了間際の具材が残っているうちに
生ラーメンを投入します
スープはちょっとドロドロした感じになってしまいますが
〆のラーメンも絶品です

さらに残り汁があれば
翌日冷ごはんでおじやも出来ます
我が家は今晩おじやです(笑
そして作るのはおやじです・・・(寒

10数年ほど前に女性誌にレシピを送ってみました
「ホウレンソウ鍋」として投稿したのですが
採用時には「具材(野菜)たっぷり鍋」と名前が変えられていました(苦笑
色々お試ししてくれたようで
野菜類は何を入れても大丈夫なようです

賞と金一封(数千円だったかなぁ)を頂いたのですが
よく覚えていません(苦笑)

水炊きとも一線を画していて美味しい!
と絶賛の評があったのだけは覚えています

ニンニク・生姜で身体も温まります
他の鍋とも形容しがたい感じの味になると思うので
是非お試しあれ~~~


 昨晩の〆はユッケジャンスープ(極辛)にご飯は別盛りでスープをご飯にかけて頂く。
 何故クッパにしないか?と、お思いでしょうが殆どのお店のクッパはご飯がのびて美味しく有りません。
 クッパは日本で言う雑炊でしょうから、以下雑炊のレシピ再投稿します。

 雑炊

雑炊を辞典で引くと“米飯に、野菜、魚貝、肉などを入れ、塩、醤油、味噌などで調味してさらりと煮たもの。
雑炊は当て字で、古くは多く「増水」と書いた”と、あります。

増水(ぞうすい)とは節米の為、水を割り増したからだろうか?また、雑炊はおじやとも言い、おじやは御所の女房言葉であると何かの本で読んだ記憶があります。
のびたおじやのエッササとも言い、のびたおじや(雑炊)は不味くて食べれたものではない。
私もその意見には賛成です。
私自身雑炊は節米は兎も角、冷めたご飯を暖かく美味しく食べる食べ方でもあったのではないかと思います。 
今は亡き私の友人で、集団就職で我が町に来て、住込みで勤め朝飯は毎日、前夕飯の残った味噌汁で作った雑炊だったと。
それもその筈、当時、保温器も電気炊飯器なども無かった時代の事。
 
そこで雑炊を作るポイントですが。
1、鍋は保温力のない土鍋以外(鉄鍋類)を使う。
2、ご飯は水で洗う。

料理:坂西美津雄

玉子雑炊
材料:一人分
鶏卵(1個)三つ葉(3本)味噌(適量)鰹出汁(適量)ご飯(茶碗1杯)
一人用の鉄鍋に出汁を入れ味噌で味をととのえる。
沸騰したら水で洗ったご飯を入れる。
さらに沸騰したら卵を入れ、再度沸騰したら三つ葉を入れ蓋をする。
卵は生の状態でかき混ぜて食べる。

納豆雑炊
材料:一人分
納豆(盃に2杯)長葱(少々)味噌(適量)鰹出汁(適量)ご飯(茶碗1杯)
一人用の鉄鍋に出汁を入れ味噌で味をととのえる。
刻んだ納豆を入れ沸騰したら水で洗ったご飯を入れる。
再度沸騰したら刻み長葱を入れる。

なめこ雑炊
材料;一人分
なめこ(好みで適量)三つ葉(3本)味噌(適量)鰹出汁(適量)ご飯(茶碗1杯)
一人用の鉄鍋に出汁を入れ味噌で味をととのえる。
沸騰したら水で洗ったご飯を入れなめこを上にのせるる。
再度沸騰したら三つ葉を入れる。

もぞく雑炊
材料:一人分
もぞく(好みで適量)生姜(千切少々)三つ葉(3本)味噌(適量)鰹出汁(適量)ご飯(茶碗1杯)
一人用の鉄鍋に出汁を入れ味噌で味をととのへ5㎝ほどに切ったもぞくを入れるる。
沸騰したら水で洗ったご飯を入れる。
再度沸騰したら三つ葉と千切生姜を入れる。

鯨雑炊
材料:一人分
鯨肉(短冊切で好み適量)十全茄子(4/1個)三つ葉(3本)味噌(適量)鰹出汁(適量)ご飯(茶碗1杯)
一人用の鉄鍋に出汁と短冊に切った鯨肉を入れる。
沸騰したら味噌で味をととのへ、水で洗ったご飯と茄子を入れる。
再度沸騰したら三つ葉を入れる。

牡蠣雑炊
材料:一人分
牡蠣(大粒3個)白髪葱(適量)おろし生姜(少々)味噌(適量)昆布出汁(適量)ご飯(茶碗1杯)
一人用の鉄鍋に出汁が沸騰したら牡蠣を入れ素早くあげる。
その汁を味噌で味をととのえる。
水で洗ったご飯を入れ、沸騰したら、牡蠣、千きりの葱、おろし生姜を入れる。
(牡蠣は鮮度が重要)


けんちん汁
料理:坂西美津雄
材料:10人分
季節の茸(適量)大根(半本)人参(1本)里芋(4個)ごぼう(1本)糸蒟蒻(1袋)油揚げ(2枚)豆腐(1丁)醤油(適量)酒(適量)油(適量)出汁(250㏄)

茸は石つきを切り水洗いをしておく。
人参、大根、里芋は銀杏切りにして、大根はさっと茹でる。
ごぼうはそぎ切り、油揚げ縦半分に切り短冊、豆腐はさいころに切る。
鍋に油をひき、大根、人参、里芋、ごぼうを炒め、出汁を注ぐ。
鍋に残りの材料を入れ、弱火で煮る。
味加減をみながら、酒、醤油で味を調える。

注:材料など分量は昔の経験で想像して書いています。
  材料の増減は臨機応変にお願いします。


 この酒は10月限定、酒米に”越淡麗”を使った純米吟醸 越淡麗 〆張鶴
 
 「越淡麗」は酒造好的米として人気の高い「山田錦」を母に、「五百万石」を父として、2004年に新潟で誕生した。
 「越淡麗」と言う名は、当時の新潟県知事平山征夫氏によって命名された。
 「大吟醸酒の醸造にも対応でき、新潟県での栽培に適した画期的な酒米新品種を開発する事で、新潟県産米を100パーセント使用した淡麗な新潟清酒のさらなる需要拡大を図り、地酒王国としての地位を確固たるものとする」ことを目標に、新潟県農業総合研究所作物研究センター、新潟県醸造試験場、新潟県酒造組合が協力して15年の歳月をかけて研究し、五百万石と山田錦の長所を併せ持つ新新種として誕生させた。
 2006年から仕込みに使われている。
 育成の早い段階から醸造特性を重視して選抜された越淡麗の主な特性は精米歩合の数値を低くしても砕けにくい、吸水性に富んで良い蒸米に仕上がる、醪での溶けがよい、タンパク質含有量が少なく後味のキレがよい、膨らみのある酒になる、などである。
 試験的に醸造された「越淡麗」の大吟醸酒は「五百万石」のすっきりした後味と「山田錦」の膨らみのある味わいの両方がよく出ていると絶賛された。
 「越淡麗」の誕生で、新潟清酒のバリエーションが大きく広がることが期待され、新潟県酒造組合では「五百万石」と並ぶ酒米としてブランド確率を目指している。

【新潟清酒ができるまで】から引用


料理:坂西美津雄
材料:10人分
里芋(10個)人参(1本)蒟蒻(1枚)牛蒡(1本)竹の子水煮(半分)イクラ(少々)(少々)絹さや(5枚)干し帆立(5個)干し椎茸(3個)出汁用水(2L)戻し用水(適量)本枯れ節(削り50g)酒(50㏄)味醂(50㏄)醤油(30cc)

干し帆立と干し椎茸は戻し用水で戻す。
絹さやは、さっと茹でる。
里芋、蒟蒻、竹の子は拍子切りにし、人参は賽の目切り、牛蒡は短冊切りにして全て水に晒す。
戻した椎茸は石附を取り、適度の大きさに切る、帆立も適度にほぐす。
水に晒した材料はざるに揚げて水気を切る。
2Lの水で削った本枯れ節を入れて出汁をとる。

出汁の中にざるに揚げた材料と椎茸、帆立、戻し水を入れアクを取りながら煮る。
鍋に酒、味醂、醤油を入れさらに煮る。
煮えたら、斜め千切りの絹さやとイクラ、三つ葉(適当に切)を散らして出来上がり。

新潟では正月には欠かせない郷土料理です。
材料は鶏肉を入れたり鮭も入れる方も居られます。


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