北大路魯山人が橋の上から、川鱒を捕っている漁師を見て、持ち金を払い買ったと言う話を本で読んだ記憶が有る。
我が町、燕でも5月に成ると大通川と言う幅6m程の川に川鱒が登ってきた。
処が、そんな天の恵みも鎧潟干拓以来姿を消した。
この地域は海抜以下の土地が2割を占め、300年に100回の洪水に見舞われたと言う。
それにしても以来、食べれなくなった、ヒシ、1mも有る鯉、尺鮒、雷魚、鯰、30㎝も有る烏貝が姿を消したのは残念である。
大通川も護岸工事で菖蒲の花の群生も姿を消した。
最近はそんな川鱒を、川を登る前、海で捕れた物が最高とテレビ等で放映。
君たち、本当に川鱒を食べた事が有るの?川鱒は川の真水を飲んで油がのり美味くなるんだよ。
海で捕れた物は川鱒ではないし、北大路魯山人は買わないだろうね。