鉋の刃は裏を見て買えと言われる程切れ味には重要な工程です。
金床に鉋刃を当て金槌で鋼部分に当てないように叩きます。
私は自分の物はやるのですが刃を割ってしまう事が有りますのでお客様の物はやりません。
裏を出した鉋刃は裏が平らで無い為、金版で裏押しをします。
その上荒砥石、仕上げ砥石を使い研ぎ合わせます。
裏出し、裏押しをした刃はこのように仕上がります。
刃の工程が終わりましたら台の馴らしです。
馴らしが終わりましたら上図2箇所で狂いをみます。
作業が終了した鉋の切れ味はご覧の通りです。
作業は西村祐一さんからしていただきました。
本日新潟県選出の生活の党代表代行として森ゆうこ参議院議員が出演する。
私は大ブレだらけの政治家に嫌気がさして政治家出演のテレビを見ると吐き気がしたものだ。でも彼女は別、ブレない政治家の筆頭ではないかと思い大好きです。
話は他に置き本日はよた話をしたい。
世襲議員を否定する訳では無いが本県選出の元夫婦議員には呆れた。
全国に恥を晒した婿さんは、流石親父さんが選んだ婿さん。
娘の気性を考え、我慢強い何を女房に言われても反応しない人物と見込んだのでしょう。
私はこの親父さんが大好きでした。
私が２０代の頃新潟選出議員主催のゴルフコンペでご一緒させて頂きました。
私がゴルフ場のトイレで用をたして居ましたら入ってきました、なんと総理大臣がSPも秘書も連れず一人でです。いや～ぁ身震いしました、痺れました!(^^)!連れション同士になったではないですか。
この夫婦をみるとこの親父さんを思い出した物でした。
ですが、十数年前みのもんた出演のテレビでこの娘さん、東京の〇屋の鰹節削り器をお土産でもんたから貰い喜んでいました。
え、其れって貴方の親父さんの地盤与板の職人と三条の台打ち職人が作った物では。
なんて思った事がありました。
議員さんなら自分の地元で何が作られているくらいは知ってもらいたいものです。
料理人のよた話でした。(*^_^*)
鉋刃の製作は越後与板打刃物伝統工芸士水野清介氏の地金極軟鋼、鋼は青紙1号を使った鍛接鍛錬刃で寸法は65mmです。
台打ちは越後三郎二代目西村祐一氏による白樫台です。
刃の状態は西村氏が裏出し裏押しをして天然砥石で研ぎ合わせた完全直ぐ使いです。
箱は板圧15ｍｍの桐材を使い柿渋で仕上げました。
弊社旧製品甘南備は多くのお客様から好評頂、結婚のお祝いに使っていただきました。
今回のこの品を甘南備の改良型として販売したいと思います。
