» 2006 » 11月のブログ記事

 40年程前の三条の包丁は刃こぼれしても何しても研ぎやすい包丁でした。今思いますには地金にはナマジを使っていたのでしょう。
 最近の包丁はお料理人お勧めの有名処○○、丸々、の包丁でもその研ぎやすさはありません。これは地金の問題でしょうか?
 どんな高価な包丁でも自分で再生できない物では尚、高価な物になるのではないでしょうか?
 鰹節削り器の鉋ですが職人が全国的にも少なくなり消えて行く日本の文化的大工道具鉋を使い、子の代孫の代まで使える鰹節削り器を作りたいと思って居ります。
 鉋の職人さんだけでは無く、ご協力いただけます素晴らしい職人さんと私の寿命のある限りの品物です。(^。^)


 湯豆腐が美味しく感じる毎日です。
 
 弥彦のロバ豆腐のおぼろを早朝食べに行く。ロバの母ちゃんが丼に入れてくれたおぼろ豆腐、熱々のおぼろ豆腐醤油だけかけて戴くなんとも堪らない味。


 そろそろ”かきのもと”も終わりでしょうか。
 花の蔕と根元の小さい花びらを丁寧にとる。(この仕事を怠ると苦い浸しになる)
 沸騰したお湯の鍋に酢を少々いれて”かきのもと”を湯がく。時間はさっと!食べ
てみて歯ざわりの良い加減で冷水に晒す。
 味付け、浸し汁は鰹出汁、醤油、味醂を使い好みで味を調える。たっぷりの浸し
汁に浸していただきます。


 物を作る職人の我慢も限界です。原材料高騰で厳しい(作っても足が出る)お金を足して作って居る。それなのに支払いは来年の手形。
 もう、やってらんないこの料理、現金支払いを申し込んだら3パーセントの値引きとか??
 おいおい!!オカシイではないのかい!手形ってのは貴方の都合で切ているのではないかい。
 スーパーで手形で胡瓜1本買えるのかえ?
 3パーセントの利息、まるで高利貸し、引いて払える金が有るなら現金を払うべきではないのかな?
 人を喰う街の小説を思い出しました。
 人を喰う街とはこの事を言うのですね。物を作る料理人の骨までシャブル!!
 


 昨日から寒さを感じる新潟、今日は荒れた天候です。
 昨晩は湯豆腐と蒟蒻の田楽。
 田楽味噌にチョット工夫しました。材料はコチジャン大匙2杯、味噌大匙5、砂糖を入れ鰹節の出汁で
緩める。
 湯豆腐の鍋、鰹節と昆布の出汁の中に暖めた蒟蒻。うぅぅぅん!美味かった。(*^^)v
お試しあれ・・♪~。。


日本食の一番単純な料理、刺身。単純なようで色々な食し方も有る。新鮮な魚を昆布で〆たり、酢で〆たり。でも一般的な食べ方は山葵に醤油でしょうか?
韓国では蛸フェエ、烏賊フェエと言うのか、しゅん菊を入れコチジャンとゴマ油で合える。カルパッチョならイタリアンドレシッングか。
昨晩はチョット趣向を変えて日本海のいなだを薄きりにしてしゅん菊とコチジャンとゴマ油で合えた。
なかなか上出来の酒の肴となりました。
お酒も進む~事~事・・・(^^♪


カレンダー

2006年11月
« 10月   12月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930