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 この酒は10月限定、酒米に”越淡麗”を使った純米吟醸 越淡麗 〆張鶴
 
 「越淡麗」は酒造好的米として人気の高い「山田錦」を母に、「五百万石」を父として、2004年に新潟で誕生した。
 「越淡麗」と言う名は、当時の新潟県知事平山征夫氏によって命名された。
 「大吟醸酒の醸造にも対応でき、新潟県での栽培に適した画期的な酒米新品種を開発する事で、新潟県産米を100パーセント使用した淡麗な新潟清酒のさらなる需要拡大を図り、地酒王国としての地位を確固たるものとする」ことを目標に、新潟県農業総合研究所作物研究センター、新潟県醸造試験場、新潟県酒造組合が協力して15年の歳月をかけて研究し、五百万石と山田錦の長所を併せ持つ新新種として誕生させた。
 2006年から仕込みに使われている。
 育成の早い段階から醸造特性を重視して選抜された越淡麗の主な特性は精米歩合の数値を低くしても砕けにくい、吸水性に富んで良い蒸米に仕上がる、醪での溶けがよい、タンパク質含有量が少なく後味のキレがよい、膨らみのある酒になる、などである。
 試験的に醸造された「越淡麗」の大吟醸酒は「五百万石」のすっきりした後味と「山田錦」の膨らみのある味わいの両方がよく出ていると絶賛された。
 「越淡麗」の誕生で、新潟清酒のバリエーションが大きく広がることが期待され、新潟県酒造組合では「五百万石」と並ぶ酒米としてブランド確率を目指している。

【新潟清酒ができるまで】から引用


料理:坂西美津雄
材料:10人分
里芋(10個)人参(1本)蒟蒻(1枚)牛蒡(1本)竹の子水煮(半分)イクラ(少々)(少々)絹さや(5枚)干し帆立(5個)干し椎茸(3個)出汁用水(2L)戻し用水(適量)本枯れ節(削り50g)酒(50㏄)味醂(50㏄)醤油(30cc)

干し帆立と干し椎茸は戻し用水で戻す。
絹さやは、さっと茹でる。
里芋、蒟蒻、竹の子は拍子切りにし、人参は賽の目切り、牛蒡は短冊切りにして全て水に晒す。
戻した椎茸は石附を取り、適度の大きさに切る、帆立も適度にほぐす。
水に晒した材料はざるに揚げて水気を切る。
2Lの水で削った本枯れ節を入れて出汁をとる。

出汁の中にざるに揚げた材料と椎茸、帆立、戻し水を入れアクを取りながら煮る。
鍋に酒、味醂、醤油を入れさらに煮る。
煮えたら、斜め千切りの絹さやとイクラ、三つ葉(適当に切)を散らして出来上がり。

新潟では正月には欠かせない郷土料理です。
材料は鶏肉を入れたり鮭も入れる方も居られます。


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