胡瓜の古漬けと検索したら驚いた!チンプンカンプンなレシピが氾濫していた。
何で手間をかけて漬けるのか?それは昔旬(時季)にしか収穫できない夏野菜だから年中食べれる方法を考えた昔の人の知恵だ。
【胡瓜の古漬け】
料理;坂西美津雄
材料:漬ける胡瓜の量に応じて
漬ける分量の胡瓜を1kとする。
1kの胡瓜に対して、20%の塩を一本ずつ塩摺りをして漬け樽に並べ残った塩を乗せ、カップ2/1の水を振入れる。
漬ける分量の倍の重石をして4日ほどすると水が上がってくる。
漬けた胡瓜を笊に上げ水だけを銅鍋で沸騰させる、冷めたら元へ戻して、胡瓜を漬ける。
4日程したら繰り返す。
更に4日ほどしたら、漬け汁を銅鍋に沸騰させて、その中に胡瓜を潜らせる。
更に4日程したら繰り返す。
それを4回ほど繰り返す。
真冬に塩抜きをして食べたり、味噌漬けにしたり色々。
腐りやすい胡瓜を年中たべる、昔の人の知恵です。