若い時は運動も激しく、食欲も旺盛で脂肪分、糖分、塩分などを体が要求しました。
ですが中年期や老年期とは異なった味で有ったと思っております。
強い味が他の味より美味いと思わぬ年齢も有るようです。
忙しさの余り食事の支度時間短縮のため、人工調味料を使う事が多くなると思います。
その方にとって、人工調味料は便利この上ないものと思います。
昆布と鰹節で出汁をとり、味を調え人工調味料を入れるといった料理感覚は、考える事が出来ません。
折角とった出汁に、人工調味料を入れると、強い人工調味料の味が主役にとって替わります。
その強い味と、天然素材の味を比較してみる必要が有るのではないでしょうか。
天然素材の味と、人工調味料を使ったお料理は、不経済だけでなく、あくどい味となり味覚に残る事でしょう。
そのような調理をなさる方は、むしろ人工調味料だけをお使いになられったほうが良いと思います。
人工的な味は、後を引く味で、中毒症状が舌に染み込み、どんなお料理も抜きで居られなくなります。
日本古来のお料理は、その素材の持つ味の追求だと思っていますので、人工調味料は宿敵のようなものです。
鰹節と昆布でとった出汁や、鶏がらや豚骨でとった純粋なスープ、そこへわざわざ人工調味料を入れるなど愚の骨頂です。
天然素材でとった出汁やスープを召し上がり、物足りなさを感じるようでしたら、人工調味料中毒だと思って良いでしょう。
町には不思議な光景をみます、真面目に作るお料理店には客が少なく、何を食べても味が同じファミレスには行列が。
あぁぁ嫌だ嫌だ・・・♨♬チーン
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