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 何故鰹節削り器の箱、引き出しが二段なのか?
 鰹節を削っている最中に用が出来た場合、鰹節を置く場所に戸惑った記憶はありませんか?サラサラ皿、、、近くに有ればよいのですが。一つ引き出しの場合は削った鰹節が入っていますし。その他何を入れるかは貴方の自由です。
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 40年程前の三条の包丁は刃こぼれしても何しても研ぎやすい包丁でした。今思いますには地金にはナマジを使っていたのでしょう。
 最近の包丁はお料理人お勧めの有名処○○、丸々、の包丁でもその研ぎやすさはありません。これは地金の問題でしょうか?
 どんな高価な包丁でも自分で再生できない物では尚、高価な物になるのではないでしょうか?
 鰹節削り器の鉋ですが職人が全国的にも少なくなり消えて行く日本の文化的大工道具鉋を使い、子の代孫の代まで使える鰹節削り器を作りたいと思って居ります。
 鉋の職人さんだけでは無く、ご協力いただけます素晴らしい職人さんと私の寿命のある限りの品物です。(^。^)


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鋭い刃の手打ちおろし金は、食材を潰す事も無く繊維を軽く切ります。機械打ちの場合は刃型が均一の為繊維がたまり、力まかせにおろしますと水分が出て繊維カスを食べるような結果となります。手打ちの刃先は不ぞろいの為、繊維がたまり難く旨味と水分のたっぷり含んだおろしが出来上がります。
http://www.shayo.co.jp/orosi/


 増田さん、貴方の包丁は良く切れますね。蓮根が簡単に切れるようですね。
 さすが~ぁぁ(~_~)


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 桔梗名の由来は鉋台打ちの名工と言われます越後三条の二代目三郎(西村祐一)西村家の家紋から取った登録です。刃は二代目三郎が鉋作り仲間越後二代目関孫六鉋関川誠吉(与板)が作りました。
 鉋刃の材質には生地を使い、刃部材質は安来鋼青紙1号を使用しています。刃の地金の部分を見て頂けると判るのですが黒いブチブチが生地の特徴で柔らかくて研ぎ易いと言われています。
 仕上げ研ぎ、裏押しも二代目三郎が致しました、完全すぐ使いです。
 鉋台には充分乾燥をさせた白樫を使用しておりますが、木は乾燥しても生きています、ご使用時に何か有りましたら2年間の保障をさせて頂きますのでご遠慮なく申し付けて下さい。又、2年を経過しますと知らないよ・と言う事ではございません。電化調理器などと違い鉋の刃さえ健在なら半永久的に修理調整可能です。
 塗装は食品衛生法適合塗料を使いウレタン塗装を致しました。箱は秋田産ブナです。10年間乾燥しました、と言いますと聞こえが良いのですが材料店で寝ていた物を購入して作りました。今現在秋田産ブナは伐採禁止のようです。
 桔梗鉋削り器は車陽と二代目三郎が自信を持ってお奨めします。
 末永くご愛顧の程宜しくお願い申しあげます。
ご注意
 完全すぐ使いの状態、仕上げ研ぎした刃は剃刀の刃より鋭いです。指がチョット触れただけで切れてしまいます。手指をお切りに為りませんよう充分ご注意下さい。
http://www2.ginzado.ne.jp/shayo/biru/


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