石龍禅師が89歳の時ですから何年前の事でしょうか。
この頃の事を振り返ると長いつぶやきになります。
それは私自身の人生の周り角、そう違う道を歩んだのです。
思い出しながら語ろうと思います。
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石龍禅師を思い出して語ろうと思ったきっかけは懐かしい暖かい、この世にない奥深い、言い表せない思い出が導いた今回の雲洞庵訪問でした。
恐らく石龍禅師が変わった雲洞庵を観ていけと私を導いたのでしょう。
私と禅師との結び付けは私の菩提寺の観音寺の先々代の前の住職の口利きでした。
当時でも中々苦労して探した画仙紙を切ってお会いしたのです。図々しい私は禅師に粥と書いて下さい。何々と書いて下さい。挙句は横半紙に酒魚盃、徳利と書いて下さいとお願いしました。禅師はえっ!ちょっと驚いた様子で書いて下さいました。
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持参した画仙紙は数枚残り禅師は勿体ないから全部書こうとみんな書いて下さいました。それが私と禅師との初対面でした。
それをきっかけに図々しい私は約束も無く禅師の元を尋ねました。ある日は燕市の洋食器○○○○の先々代社長、○○○物産のどちらも今は無き社長を案内してお邪魔しました。今は亡き洋食器○○○○の女先代社長は車屋さん、貴方と一緒に行って書いていただいた禅師の書が枕屏風になりました。なんて言われたり。
お連れした茶の湯の先生には私離婚して禅師様の身の回りの世話をしたい、、などなど
思い出は山ほどです。
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えぇえぇぇ。この平垣はななんだろう!
あぁぁ料金所、ガードマンも。
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代わりはてた姿に私は300円の入園料を払い受付の女性にいつからこのようになったのですか?と尋ねたら20年ほど前だと思いますと回答を頂きました。
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料金所を通り抜けると以前車を停めた境内があり山門が
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門も抜け
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有った、有りました雲洞庵のお茶の味を思い浮べ捜した湧水。でも昔とは違う???
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懐かしい、懐かしい、この部屋です。禅師に招かれ書いていただいた部屋。お茶も戴きました。 雲洞庵のお茶は濃いのですよと・・・・・でもあの味はもう~?
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六日町に来ると思い出すのは大月窯の今成修氏。何回かお世話になった龍言
大雨警報の最中に泊まった時など道が通行止めで帰れないのでもう一泊されたらとの奨めを聞かず帰った私におにぎりを握って下さいました。言われる通り色々な迂回路を通ったのですが小千谷に泊まるはめとなりました。
今成氏に焼いて戴いた急須と湯呑はお買い上げ戴いたお客様には大好評でした。


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