椀の中の一汁一菜
【鰯のつみいれ汁】
料理:坂西美津雄
材料:二人分
鰯(2匹)昆布出汁(300㏄)越後味噌(適量)葱白い部分(60㎝×2)小麦粉(適量)塩(少々)生姜汁(少々)粉山椒(少々)
葱は開いて、白髪に切り水に放つ。
鰯は頭を落とし、手開きで中骨を抜き取り、包丁で叩き細かくする。
細かくなったら擂鉢に入れ、小麦粉を鰯の三分の一量、塩少々と生姜汁を入れ、よく混ぜて擂り上げる。
団子状に摘みとったたつみれを沸騰した鍋に落とし入れ、浮き上がるのを目安に掬い上げる。
出汁に好みの分量の味噌を溶きつみれを入れる。
沸騰したら火を落とし、椀に盛り、白髪葱をのせる。
粉山椒をふりいれ、頂く。
追伸
日本海で捕れる鰯は今が旬、大河津分水路の出来る前、寺泊の浜では鰯が大漁でした。
漁師のカァチャン連中は手にバケツを持って、売り物に成らない鰯を持ち帰り漬けたそうです。
私のバツ一の相方は寺泊の漁師の娘で、この母親や姉の漬けた塩鰯が最高に美味かった記憶が今でも残っています。
寺泊の鰯は糠を使わず塩だけで漬けまし。
この時期漬ければ秋には食い頃…♬
この鰯とだけは別れたくたく無かったなぁ
いひひ・・
5:40 2014/05/07
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