昆布
東京では江戸の時代から良い昆布が求めにくかったのか、鰹節だけでとる出汁が使われていたようです。
昆布は北海道が原産なのに、昔から大阪が本場のように言われていました。
これは商人の町と言われた大阪に、各地から船便が多く集まったからだと思います。
山出汁昆布(まこんぶ)は北海道の南方面で採れます。
味はこくがあり、昆布特有の底味が有ると言われ、主に大阪方面で好まれます。
※うす味料理用
利尻出汁昆布
味はねっとりとして美味しい。
京都方面で多く使われて居ると言われ、全国的にも出回っております。
※うす味料理用
羅臼昆布
昆布の中でもっともコクのある濃い出汁がとれ、主に富山方面に使われ、全国的にも出回っております。
※濃い味の料理用、かくし味には不向き
早煮出汁昆布
通称日高昆布と言われ、早く煮えるのが特徴です。
価格は山出汁昆布の高級品を10とすると3くらいです。
※濃い味の料理用、おでん、昆布巻には最高
この他、もっと安い物も有りますが、味もねばりも無く、砂なども有り、お勧めできません。