【梅干し】
料理:坂西美津雄
材料:黄色に熟した梅(4K)塩(梅の15%600g)赤紫蘇(400g)紫蘇のもみ塩(紫蘇の5%20g)焼酎(1カップ)
1,梅はあくを抜きますが梅の熟度により加減します。
やや黄色に熟した物は一晩、果肉の柔らかい物は3~4時間と水に漬ける時間を加減します。
あく抜きが終わったらよく洗い水気を取りキッチンペーパーで1個ずつ拭き水気を取ります。
2,甕の底に塩を振り、交互に梅を入れ塩を振り、上にたっぷり塩を振るようにします。
3,塩を振り入れたら焼酎を1カップ回し入れ落し蓋をして梅の倍の重さの重石をします。
湿気の少ない場所に保管し、漬け汁が上がるのを待ちます。
漬け汁が上がって来たら重石を半分の重さにします。この漬け汁が梅白酢です。
梅はしっかり漬かるり梅白酢が出るまで待ちます。
4,赤紫蘇はよく洗い、水気を切ります。
葉を取り容器に入れて一つまみの塩を入れて揉みます。
赤黒い汁が出てきますが、この汁は捨てます。
再度塩をかけ揉みます、さらに柔らかくなるまで揉みます。
柔らかくなったら紫蘇を手で絞り水気をとります。
その紫蘇に梅白酢を1カップ入れ更に揉むと紫紅色になります。
5,揉んだ紫蘇を梅の上に汁ごと広げて乗せ、落し蓋をし、梅が汁に浸る程度の重石をします。
梅雨が明けるのを待ちます。
6,日中の暑い太陽光で干します。
からっとした暑い日に梅を干します。
笊に1個ずつ並べて干します。
紫蘇も絞って干し、半日に1度は裏に返して干します。
これを3日間続けると色ずいてきます。
一晩夜干しをすると皮がしっとりします。
7,干した物を甕に移し、皿2枚ほどの重石をして上を覆い涼しい場所に保管します。
写真は我が家の3年物の梅干しです。