お茶を飲んだり昼飯を一人で食べたりするときに、店の人が自分の言動や態度をどう見るか、隣り合わせた人が自分をどう見るか、必ず何らかの反応が相手に表われるから、それを絶えず感じ取る、その訓練が勘をよくするし、気ばたらきをよくするんだよ。
結局、気ばたらきというのは「相手の立場に立って自分を見つめること」です。
「新 私の歳月」池波正太郎(講談社文庫)
【車麩の煮物】
料理:坂西美津雄
材料:二人分
車麩(2枚)厚揚げ(1枚)干し椎茸(2個)茄子小(2個)水(100㏄)
鰹出汁(200㏄)醤油(大さじ2)塩(適量)味醂(大匙3)砂糖(小さじ1)
車麩は水に入れ2時間ほど戻し、干し椎茸は100㏄の水に入れ戻す。
戻した車麩は水気を絞りは四等分に切り、椎茸はいしずきを取り除く。
茄子は蔕を切下から中央まで十字に切れ目を入れ、厚揚げは四等分に切る。
出汁に椎茸の戻し汁を加え、材料を入れ煮る、調味料を入れ味を整える。
車麩は新潟の名産です、夏場は少し多めに作り冷蔵庫で冷やした物も美味しいです。
又、味噌汁にも最高、味噌汁は煮干し出汁が私は好きです。